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海津市ってどんなとこ?
【自然】
津屋川の彼岸花
東海地方の代表的河川である木曽・長良川が東境を、揖斐川が中央部を流れ、市域内には北端を流れる大榑川、内水排水路としても持つ大江川、中江川、養老山地の水を集める津屋川が流れています。
西部には、標高500~800mの小高い山々が連なる養老山地があり、山麓には、みかん園や柿園が広がっています。気候は、冬季に伊吹おろしと呼ばれる北西風が強いものの、伊勢湾などの海洋性気候の影響を受けて概して温暖な気候です。
市内には春の花や秋の紅葉など、四季折々の美しい自然が感じられます。
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【歴史】
木曽三川公園センター 輪中の農家
海津市は、木曽川・長良川・揖斐川の3つの流れが集まり、頻繁に洪水が発生していました。そこで、水害から集落を守るために輪中堤を築き、屋敷の周りに石垣を積み敷地を一段と高くして家屋を建て、いざという時の避難所として水屋を設けるなど、独特な家屋構造を生み出してきました。
宝暦3年に幕府が平田靱負ら薩摩藩士に木曽川治水工事のお手伝普請を命じ、苦難の末、三川の分流工事が行われ、洪水の危険性が軽減されました。
現在、揖斐川と長良川の背割堤には、薩摩藩士が治水工事の完成直後に千本の苗を植えたものと伝えられる千本松原があります。
この宝暦治水を縁として、鹿児島県と岐阜県は全国初の姉妹県盟約を締結し、交友関係を深めています。
この木曽三川は、明治20年、オランダの土木技師ヨハネス・デ・レーケの指導により分流工事に着手し、明治33年に分流工事が完成したことによって、いっそう安全性が高まり、農作物の収穫量が増加しました。
【特産品】
12月に収穫されたみかんは、しばらく貯蔵されることで甘味が増す「蔵出し」を行っています。
販売の時期になると、道の駅が一面みかんで埋め尽くされるほど。
みかんの花は、市の花にもなっています。
また、県内で出荷される量の大半を占めるトマトやキュウリ、いちごなどの施設野菜のほか、県内有数の米どころとしても有名です。
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